• JPCB2013
  • JACS 2012
  • 細胞のがん化や加齢を制御していると考えられている核酸の四重らせん構造が、どのようにしてその形を形成するかを物理化学的に解析することを試みました。

    その成果が、Journal of Physical Chemistry Bの表紙を飾りました。

    長鎖テロメアDNAの立体構造を分子クラウディング環境下で熱力学的に解析したところ、数珠のように四重らせん構造が連結されていることが示されました。

    その成果が、Journal of Americal Chemical Societyの表紙を飾りました。
    また、Spotslights on Recent JACS Publicationsで紹介されました。

    核酸の四重らせん構造と特異的に結合する化合物(フタロシアニン)と、そのバイオへの応用に関する総説が、特集記事として Chemical Communications の表紙を飾りました。
    甲南大学杉本教授やP. Smritimoy博士、松井教授、中野准教授、臼井講師らとの共同研究により、細胞核内に存在するヒストンタンパク質を模倣したペプチドがDNAの非標準構造を安定化させることが明らかになりました。その成果が、Chemical Communicationsの中表紙を飾りました。
    中国科学院X. Qu教授、J. Ren教授、甲南大学杉本教授らとの共同研究で、グラフェンを用いて細胞のがん化マーカータンパク質であるサイクリンAを超高感度に検出することができました。この方法では、ラベルフリーのサイクリンAをグラフェンと混合するだけで、既存の方法による検出感度を1000倍以上向上させることができました。その成果が、Advanced Functional Materialsの中表紙を飾りました。

    Biomolecular Design Lab.

    分子設計化学研究室

     

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