有機合成化学研究室
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Figure1. BODIPYの蛍光

・水溶性BODIPYの合成と応用

 これまでに、多数の研究者らによって数多くの蛍光物質が開発されてきました。
中でも、下図のような構造を有するフルオレセインやBODIPY(Boron-dipyrromethene)

はとても明るい蛍光を発することが知られており、様々な分野への応用が期待されています。

酸性 ← 中性 → 塩基性

酸性 ← 中性 → 塩基性

酸性 ← 中性 → 塩基性

BODIPY

フルオレセイン

 当研究室では、ポルフィリンの部分骨格を有するBODIPYを合成し、親水性の官能基(-OH, -COOH, -SO3H, -NR3など)を導入することで蛍光プローブとして利用したり、pH変化で色が変わる色素の開発を行っています。

UV
365 nm

Figure2. pHで色が変化するBODIPY (左)と色および蛍光強度が変化するBODIPY(真ん中と右)

 
 

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研究内容