プログラム

プログラム

招待講演

松田彰　（北海道大学大学院薬学研究院）

　修飾ヌクレオチドのポリメラーゼによる取り込み

　　−synthetic biologyおよびヌクレアーゼ抵抗性アプタマーへの応用を目指して−

櫻井和朗　（北九州大学国際環境工学部）

　抗原提示細胞上のβ-1,3-グルカン認識レセプターを介した核酸医薬の選択的送達

井原敏博　（熊本大学大学院自然科学研究科）

　核酸上でのデザインされた特異的反応およびその分析化学的応用

Georg Sczakiel　（Institut fur Molekulare Medizin,

　　　　　　　　 Universitatsklinikum Schleswig-Holstein, Universitat zu Lubeck）

　Limitations for RNAi: intracellular release of siRNA and cell stress

伊藤素行　（名古屋大学高等研究院）

　小型魚類モデルでの分子機能解析に有効なアンチセンス核酸

　　−ホスホロチオエート、PNA、LNA、モルフォリノオリゴヌクレオチドの比較−

斯波真理子　（国立循環器病研究センター研究所）

　家族性高コレステロール血症の病態と核酸医薬治療へのアプローチ

松尾雅文　（神戸大学大学院医学系研究科）

　Duchenne 型筋ジストロフィンーのエクソンスキッピング誘導治療

第20回アンチセンスシンポジウム　口頭発表プログラム

2010年12月2日（木）

合成　（10:00 - 11:00）

　OP-1-01 2'-O-MCEオリゴヌクレオチドの合成と性質

○山田剛史¹、岡庭夏己¹、武田伸一²、永田哲也²、實吉尚郎¹、大窪章寛¹、清尾康志¹、関根光雄¹ （¹東工大院生命理工、²国精神セ神経研）

　OP-1-02 プリン塩基を有する2',4'-BNA^NCの合成

○藤坂朱紀、張功幸、田熊寛子、逄娟娟、今西武、小比賀聡（阪大院薬）

　OP-1-03 2'-O-アルコキシメチル修飾型新規アンチセンス核酸の合成と性質

○新井浩一郎、内山直樹、和田猛（東大院新領域）

　OP-1-04         Podの異なる多足型構造を形成する核酸－polypodna－の開発と構造的特性の解析

○小川耕平、毛利浩太、西川元也、高橋夏樹、高橋有己、高倉喜信（京大院薬）

招請講演（11:00 - 11:40）

　IL-01 修飾ヌクレオチドのポリメラーゼによる取り込み

− Synthetic Biologyおよびヌクレアーゼ抵抗性アプタマーへの応用を目指して−

松田彰（北海道大学大学院薬学研究院）

企業プレゼンテーション（11:40 - 11:55）

ポスター（12:00 - 14:00）

医薬・医療 I　（14:00 – 14:30）

　OP-1-05 4'-thioDNA修飾によるヌクレアーゼ抵抗性ベクターの開発

○丸山豪斗¹、紙谷浩之¹、南川典昭²、松田彰¹ （¹北大院薬、²徳島大院ヘルスバイオサイエンス）

　OP-1-06 多糖を利用した抗原提示細胞特異的な核酸送達システムの開発

○望月慎一¹、櫻井和朗^1,2 （¹北九大国際環境工、²JST-CREST）

招請講演（14:30 – 15:10）

　IL-02 家族性高コレステロール血症の病態と核酸医薬治療へのアプローチ

斯波真理子（国立循環器病研究センター研究所）

Coffee Break （15:10 – 15:20）

分析・検出・イメージング　（15:20 – 16:05）

　OP-1-07 蛍光修飾RNAプローブを用いたRNA蛍光イメージング法の開発

○脇玲子、山吉麻子、小堀哲生、村上章（京工繊大院工芸科学）

　OP-1-08 芳香族求核置換反応を利用した蛍光発生プローブの開発

○柴田綾¹、阿部洋¹、伊藤美香²、中島裕子³、周東智⁴、伊藤嘉浩¹ （¹理研、²北大院生命科、³お茶女大理、⁴ 北大院薬）

　OP-1-09 タグ-プローブペアを利用した生細胞内mRNAイメージング

○久保田健¹、池田修司¹、結城瑞恵¹、栁澤博幸¹、岡本晃充^1,2

（¹理研基幹研、²JST さきがけ）

招請講演（16:05 – 16:45）

　IL-03 核酸上でのデザインされた特異的反応およびその分析化学的応用

井原敏博（熊本大学大学院自然科学研究科）

アンチセンスDNA/RNA研究会からのお知らせ（16:45 – 16:55）

Exhibition （17:00 – 17:45）

懇親会（18:30 – 20:30）

2010年12月3日（金）

DDS　（9:30 – 10:00）

　OP-2-01 PEG化葉酸修飾α-CDEを用いた siRNAの癌細胞特異的in vivoデリバリー

○有馬英俊、池田晴菜、吉松歩美、本山敬一（熊本大院生命科）

　OP-2-02 HDLをベクターとした中枢神経系へのsiRNAデリバリー

○宇野佳孝、朴文英、仁科一隆、水澤英洋、横田隆徳（東医歯大院脳神経病態）

招請講演（10:00 – 10:40）

　IL-04 抗原提示細胞上のβ-1,3-グルカン認識レセプターを介した核酸医薬の選択的送達

櫻井和朗（北九州大学国際環境工学部）

Coffee Break （10:40 – 10:50）

医薬・医療 II　（10:50 – 11:20）

　OP-2-03 食事誘導性肥満マウスのインスリン抵抗性改善を目的としたプラスミドによる骨格筋へのインターロイキン-6遺伝子導入

○椋本英恵、高橋有己、西川元也、安藤満、高倉喜信（京大院薬）

　OP-2-04 多足型構造を形成する核酸-polypodna-によるマウス及びヒト免疫細胞の活性化

○宇野翔大、毛利浩太、西川元也、高橋有己、高倉善信（京大院薬）

招請講演（11:20 – 12:00）

　IL-05 Duchenne型筋ジストロフィンーのエクソンスキッピング誘導治療

松尾雅文（神戸大学大学院医学系研究科）

ポスター（12:00 – 14:00）

生化学研究ツール　（14:00 – 14:45）

　OP-2-05 2本鎖構造の安定化を目的とした架橋化試薬の開発

市川康平¹、小島直²、竹林知志恵²、平野悠²、小綿恵子²、○小松康雄² （¹日鉄環境エンジニアリング、²産総研生物プロセス）

　OP-2-06 三重鎖形成を引き金とした三重鎖形成オリゴヌクレオチドの自己切断：化学修飾の切断反応に及ぼす影響とDNA分析ツールとしての応用

○伊藤浩介、兒玉哲也、戸水真治、根来佳憲、折田文子、今西武、小比賀聡（阪大院薬）

　OP-2-07 mature-microRNAを標的とした機能性分子の設計指針

○山吉麻子、松山洋平、桃川大毅、山田有希子、小堀哲生、村上章（京工繊大院工芸科学）

招請講演（14:45 – 15:25）

　IL-06 Limitations for RNAi: intracellular release of siRNA and cell stress

Georg Sczakiel （Institut für Molekulare Medizin, Universitätsklinikum Schleswig-Holstein, Universität zu Lübeck）

Coffee Break （15:25 – 15:35）

遺伝子解析ツール　（15:35 – 16:20）

　OP-2-08 パラレル型三重鎖核酸形成におけるCG塩基対認識を目的としたシチジン誘導体の合成および評価

○赤羽昌明、張功幸、小比賀聡（阪大院薬）

　OP-2-09 カチオン性脂質のアルキル鎖位と親水基の構造が与える遺伝子発現への影響

○上川由美¹、藤井翔太¹、松尾拓馬¹、櫻木美菜¹、望月慎一¹、増永啓康²、櫻井和朗^1,3 （¹北九大国際環境工、²JASRI、³JST-CREST）

　OP-2-10 センスオリゴを用いたNATREテクノロジーによるメッセンジャーRNA量の調節

吉開会美¹、原貴史²、海堀昌樹⁴、權雅憲⁴、奥村忠芳^3,4、○西澤幹雄² （¹立命館大 R-GIRO、²立命館大生命医、³立命館大総合理工、⁴関西医大外科）

招請講演（16:20 – 17:00）

　IL-07 小型魚類モデルでの分子機能解析に有効なアンチセンス核酸

−ホスホロチオエート、PNA、LNA、モルフォリノオリゴヌクレオチドの比較−

伊藤素行（名古屋大学高等研究院）

第20回アンチセンスシンポジウム　ポスター発表プログラム

2010年12月2日（木）　12:00 - 14:00

2010年12月3日（金）　12:00 - 14:00

　P-01 Synthesis of stereoregulated 2’-O-Me phosphorothioate oligoribonucleotides

○Nikhil Khandelwal, Naoki Iwamoto, Tomoaki Kondo, Natsuhisa Oka, Takeshi Wada （東大院新領域）

　P-02 光分解性保護基を導入した機能性核酸の合成と架橋特性の評価

小堀哲生、○長江悠子、山内丈宗、山吉麻子、村上章（京工繊大院工芸科学）

　P-03 b, g-ジアミノ酸骨格を有する新規ペプチド核酸の合成

○齋藤敬太、堀江暁、岩田倫太朗、緒方俊彦、岡夏央、和田猛（東大院新領域）

　P-04 H-ボラノホスホネートDNA類縁体の合成と変換反応

○植原渉、日浦進吾、東田廉平、岡夏央、和田猛（東大院新領域）

　P-05 5-プロピニル-2-チオウリジン誘導体を導入したオリゴヌクレオチドの合成と性質

○宮坂隆太、正木慶昭、平井邦博、角田浩佑、大窪章寛、清尾康志、関根光雄（東工大院生命理工）

　P-06 2'-O-カルバモイルウリジン誘導体を有する人工核酸の合成と性質

清尾康志、○徳川宗史、金森功吏、角田浩佑、大窪章寛、関根光雄

（東工大院生命理工）

　P-07 架橋部位にチオール基を有する新規人工核酸の合成及びその評価

○森和土、兒玉哲也、馬場武、小比賀聡（阪大院薬）

　P-08 光解離性保護基を利用した高純度RNAの簡便合成法の開発

○苫谷晃太¹、松本大貴²、松田彰¹、南川典昭² （¹北大院薬、²徳島大院ヘルスバイオサイエンス）

　P-09 グアニン塩基部に光切断性保護基のMeNP基をもつ修飾RNAの固相合成の検討

飯島理恵、下山沙希子、大竹智子、外山貴章、○岩瀬礼子（帝京科大院理工）

　P-10 糖部開環型ヌクレオシドアナログを導入した核酸プローブの合成とその一塩基多型検出能

○服部麻由美、上野義仁、北出幸夫（岐阜大工）

　P-11 デオキシウリジンのC-5位にピレン誘導体をもつ修飾DNAの合成と性質

○森口朋尚、鈴木貴啓、市村真友美、加藤光久、篠塚和夫（群馬大院工）

　P-12 光反応性残基を導入したmiRNAの合成とそのRNA捕獲能

○久保江悟、上野義仁、北出幸夫（岐阜大工）

　P-13 RNase H活性化能の異なるLNAオリゴヌクレオチドの合成およびmicroRNA阻害活性の評価

○伊勢田健太^1,2、長濱宏治^1,2、Wengel Jesper³、西方敬人^1,2、川上純司^1,2 （¹甲南大 FIRST、²甲南大 FIBER、³南デンマーク大核酸セ）

　P-14 W字型人工核酸搭載アンチジーン核酸の創製と遺伝子発現制御法への展開

○谷口陽祐^1,2、佐々木茂貴^1,2 （¹九大院薬、²CREST）

　P-15 ８-チオキソプリン、２-チオピリミジン誘導体を含むオリゴヌクレオチドの合成、及びその三重鎖形成能について

○西野雄大、角田浩佑、大窪章寛、清尾康志、関根光雄（東工大院生命理工）

　P-16 糖部開環型ヌクレオシドアナログを導入した修飾miRNAの合成とその遺伝子発現抑制効果

○小縣綾¹、上野義仁¹、伊庭英夫²、北出幸夫¹ （¹岐阜大工、²東大医科研）

　P-17 siRNA-NESペプチドコンジュゲートの合成、デリバリー、サイレンシング効果

○赤城雄一、Irmina Diala、藤井政幸（近畿大産業理工）

　P-18 肝指向性プルラン修飾キャリアーによるApo B siRNAの肝臓デリバリー

○姜貞勲¹、橘洋一¹、鎌田和加子¹、馬原淳¹、斯波真理子²、山岡哲二¹ （¹国循セ生体医工、²国循セ分子薬理）

　P-19 内在性リポ蛋白を用いた脳血管内皮細胞へのsiRNAのin vivoデリバリー

○桑原宏哉、仁科一隆、吉田規恵、仁科智子、朴文英、水澤英洋、横田隆徳（東医歯大院脳神経病態）

　P-20 内在性リポ蛋白を用いた肝臓へのコレステロール結合siRNAのデリバリー方法の検討

○吉田規恵、仁科一隆、桑原宏哉、朴文英、宇野佳孝、水澤英洋、横田隆徳（東医歯大院脳神経病態）

　P-21 白血病細胞へのアンチセンス核酸のデリバリーとRNAの蛍光モニタリング

脇玲子、○内海夏希、山吉麻子、小堀哲生、村上章（京工繊大院工芸科学）

　P-22 血漿中アンチセンスDNAのハイブリダイゼーション-電気化学発光法による測定系の開発

大浪一生、○清水浩之、谷口佳隆（東レリサーチセ薬物動態）

　P-23 5'末端に修飾アデノシンをもつオリゴヌクレオチドの短鎖RNA選択的結合能

○清尾康志、黒萩早耶子、兒玉恵理佳、角田浩佑、大窪章寛、関根光雄（東工大院生命理工）

　P-24 ENA導入型ピレン修飾RNAプローブによる定量的DNA一塩基変異検出

村上章^１、○新井太一朗^１、田中瑠璃子^２、山吉麻子^１、小堀哲生^１、木村晋也^３、前川平^２（¹京工繊大院工芸科学、²京大医附病院、³佐賀大医）

　P-25 光架橋性アンチセンス核酸を用いたRISC機能制御法の開発

山吉麻子、○松山洋平、小堀哲生、村上章（京工繊大院工芸科学）

　P-26 反応性核酸を導入した2'-OMeオリゴRNAを用いたアンチセンス効果及びmiRNAの阻害

○永次史¹、萩原伸也¹、堀常晃¹、井本修平² （¹東北大多元研、²崇城大薬）

　P-27 分岐型RNA構造体を用いたRNA干渉効果の検討

○中嶋裕子^1,2、阿部洋¹、相川京子²、伊藤嘉浩¹ （¹理研、²お茶女大）

　P-28 光照射領域特異的RNAi誘導技術の開発

○石躍由佳、桑原里奈、米澤政樹、遠藤玉樹、大槻高史（岡山大院自然科）

　P-29 官能基転移能を有する人工機能性核酸を用いた部位特異的且つ塩基特異的なRNA 修飾

鬼塚和光、西本篤史、谷口陽祐、○柴田篤志、佐々木茂貴（九大院薬）

　P-30 Non-coding RNA (7SK snRNA) の機能を模倣する新規人工核酸の創成とHIV 複製阻害剤としての応用

山吉麻子¹、○林里依¹、福本裕之¹、駒野淳²、小柳義夫³、小堀哲生¹、村上章¹ （¹京工繊大院工芸科学、²京大ウイルス研、³感染症研）

　P-31 HIV-1逆転写機構を用いて発現させたDNAzymeは耐性変異株の出現を抑制しHIV-1の複製を阻害する

○杉山隆一¹、早船正哲¹、羽生勇一郎²、山本典夫³、高久洋¹ （¹千葉工大工、²Colorado State Univ.、³感染症研）

　P-32 点突然変異を認識する新規光架橋性アンチセンス核酸の開発

小堀哲生、○冨田康治、山吉麻子、村上章（京工繊大院工芸科学）

　P-33 ジャンクションポイント近傍の塩基対が制御するRNAスリーウェイジャンクションの形成

○三村健太¹、三好大輔^1,2、中野修一^1,2、杉本直己^1,2 （¹甲南大 FIRST、²甲南大 FIBER）

　P-34 プロモーター領域を標的とした二本鎖RNAによるアディポネクチン受容体 1 (AdipoR1) 遺伝子の発現活性化

○後藤平¹、櫻井文教^1,2、谷野文仁¹、形山和史^1,2、水口裕之^1,2 （¹阪大院薬、²医薬基盤研）

　P-35 転写終了点下流領域を標的とした二本鎖RNAによるCHIP遺伝子の発現活性化

○南條有紀¹、櫻井文教^1,2、谷野文仁¹、形山和史^1,2、水口裕之^1,2 （¹阪大院薬、²医薬基盤研）

　P-36 抗PCSK9アンチセンスBNA徐放化による高脂血症治療

○橘洋一¹、山下敦¹、小宮山萌美^1,2、鎌田和加子^1,5、姜貞勲¹、森反俊幸²、鳥越秀峰³、斯波真理子⁴、小比賀聡⁵、山岡哲二¹ （¹国循セ生体医工、²鈴鹿医大医用工、³東理大理、⁴国循セ分子薬理、⁵阪大院薬）

　P-37 糖部架橋型人工核酸2',4'-BNA/LNAを用いた家族性高コレステロール血症に対する遺伝子治療の開発

○和田俊輔^1,4、山本剛史^1,2、山岡哲二³、小比賀聡²、斯波真理子¹ （¹国循セ分子薬理、²阪大院薬、³国循セ生体医工、⁴東理大院総合化）

　P-38 2',4'-BNA/LNA修飾型抗PCSK9アンチセンス医薬の薬理評価

○山本剛史^1,2、斯波真理子²、中谷萌夏^1,2、和田俊輔^2,4、鳥越秀峰⁴、佐々木澄美⁴、山岡哲二³、生川径祐¹、今西武⁵、小比賀聡¹ （¹阪大院薬、²国循セ分子薬理、³国循セ生体医工、⁴東理大理、⁵BNA）

第20回アンチセンスシンポジウム

Gene Silencing-Chemistry, Mechanism of Action and Application